KUMIKO

Japanese traditional crafts KUMIKO

「組子」とは、細い木片を釘を使わずに組み合わせ、緻密な幾何学的紋様を生み出す伝統木工技術のこと。

寸分のずれも許さない、磨き抜かれたこの技術は、職人たちによって飛鳥時代から現代まで何世代にも渡り引き継がれてきた。

​「組子」

​「建具」としての活用

圧巻の職人技

寸分の誤差も許されない組手つくりは職人わざが詰まっている。

古来、和室の欄間や障子などの建具として活用されてきたが、和室の減少とともに組子の産業も衰退している。

材料選定

組子細工の材料には、比杉や檜などの針葉樹の最も良質な部分を選抜して使う。

木を細くひき割り、ほぞ加工を施し、ひとつずつ組み合わせていく。その際に0.1㎜でもずれがあるとうまく組むことができないため、材料を選別する目、その使い方を判断する能力、そして繊細で精密な加工技術も必要になる。一人前になるまで10年はかかると言われている。